越冬したセミの抜け殻を見つけました。
公園で遊んでいた時に見つけたセミの抜け殻。今は3月の終わりだから、夏に抜け殻になり越冬して今まで無事だった抜け殻です。
セミの抜け殻って凄くモロいイメージがあったんですが、半年以上野ざらしでもこれだけ綺麗に保てるんですね。天然の物なので土にすぐ帰りそうですが、意外です。
調べてみると蝉の抜け殻は「キチン」と呼ばれる成分が多く含まれているそうです。カニやエビなどの甲殻類の外殻もキチン質で、植物のセルロースという分子構造と似ているとても強い物質で、水はもちろん酸やアルカリにも強く抗菌性まである、なんかスーパー物質みたいです。
そうですよね、蝉は土の中で長く長く過ごすんだから、すぐに土に帰ってしまうような体では困ってしまいますものね。本当、昆虫すごい。