キアゲハの育て方
キアゲハの幼虫を捕まえました♪
その飼育方法を説明しますね。
まず、用意するものは
↑鉢底ネット(何でも良い)
↑飼育ケース(何でも良い)
これを↓この様にセットします。
このネットの上にパセリやニンジンステックなどを立てる様に置き蓋をして終わりです。
食べ物はニンジンやパセリやセリやウドなどです。
スーパーで買ってきた際は農薬を十分洗い流し、水没させた状態で一晩つけ置きにしてください。
★観察のポイント★
モリモリご飯をたべ、もりもりウンチをします。通常は丸いウンチなのですが、蛹になる前に体の中の不純物を全て出します。そのウンチはドロドロのウンチです。食べている物でウンチの色が変わりますが、蛹になる前は必ずドロドロのアンチを大量に出します。
そうしてから上の方に登り蛹になる為口から糸を出してネットにくっつき蛹になります。
この時から触る事はしばらく辞めてください。蛹の殻のなかはドロドロの液体状態で、まだ内部組織の形成がなされていない為に触ると羽化不全や死んでしまいます。
蛹が固くなり優しくさわると尾尻をクネクネさせていたらネットを取り出して、余分な所をハサミでカットして、壁にピンでネットを吊るしてください。そこからは壁掛け観察となります。蛹の背中(首の位置くらいが横に亀裂が入る)が割れ、キアゲハが羽化してきたら、触らずにじっと観察しましょう♪羽が完全に伸びるとキアゲハは餌を食べるようになります。
ここからの飼育は2パターンです。
大きなケースや蚊帳状の空間で飼う(狭い空間だと羽がすぐボロボロになり飛べなくなります)か、部屋の中で飼う(うちは部屋の中で飼います)。
羽が伸びきったキアゲハに砂糖や蜂蜜なら10倍希釈、ポカリスエットなら8倍、アクエリアスだと5倍、その他、カルピスも10倍希釈(原液からでは無い)をスポンジなどに染み込ませて与えます。
ここでのポイントは、キアゲハは前足に感覚器官という食べ物を感じとる機能があります。
だから、スポンジを足に当ててあげて下さい。
キッチンペーパーを使っても良いです。
以上、育て方でした。
成虫になってから1ヶ月も生きられないキアゲハ。少し観察したら青空の中へ泳がせてあげる事が1番だと思います。キアゲハが楽しそうな笑顔で1番綺麗な瞬間を見れるとおもいますよ♪
おしまい。