ちょっとした田舎で暮らす

ちょっとした田舎で暮らしています。虫や遊びや手芸とか日々の事を書いていきます。

絶対に失敗しないコオロギ飼育♪

最近、カエルや爬虫類などを購入された方や、購入を検討している人に、餌となるヨーロッパイエコオロギやローチの繁殖飼育で絶対に失敗しない飼育方法をご紹介します☆

 

まず用意するものはこちら

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↑●衣装ケース(大きさはお好みで)なるべく高さがあるもので、蓋は必要ありません。

※冬場の温度管理を効率よくする為に冬場は蓋があったほうが良いです。

ダンボー

 

このダンボールはコオロギのお家となります。

カットしたダンボールで三角錐(さんかくすい)を写真のように作ります。

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↑これでも良いのですが、輪ゴムで真ん中を止めておくと更に良いです。

またこの三角錐よりも長くてもいいですし、一辺が5センチより長くても良いです。

 

でも、今回はこれを使います。

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↑鉢植えポット。だって、三角錐を15本から20本作るのが今回は面倒でw 時短作業を優先しましたw

でも、断然ダンボー三角錐の方がコストもかからないし、餌にするコオロギを捕まえやすい利点があります。三角錐の筒状ですから、中にコオロギが隠れてますので、その三角錐ごと逆さに振ればコオロギが捕まえられます。

 

この鉢植えポットを写真のように並べます。

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↑適当で良いです。

 

それから餌皿を用意します。

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今回はゼリーのカップの下を切り抜き餌皿としました。

ここでポイントがあります。

この餌皿はタッパーでもなんでも良いのですが、コオロギが登れるように表面に傷をつけることです。もともとコオロギは衣装ケースですら登れません。

ですから、サンドペーパーなどで傷をつけてあげないと餌の所まで登れないのです。

 

それらをセットした状態が↓こちら

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ん?って思われましたよねw

これはタッパーの蓋の上に重ねて置いたトイレットペーパーです。

 

これは水飲み場兼産卵場所となります。

霧吹きでベタベタになるまで濡らしますが、この時に厚みが1センチくらいになるようにしてください。

 

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↑ベタベタに濡らした産卵場所とキャベツと金魚の餌を入れました。毎日乾いた分だけはトイレットペーパーに霧吹きをします。たっぷり水を染み込ませることです。

 

コオロギはお尻に長ーい針のようなものをこのトイレットペーパーに刺して卵を産みます。

コオロギを衣装ケースに入れてから2週間くらいでボロボロになります。

そのボロボロトイレットペーパーを小袋にそっと入れそのまま袋に空気を入れて口を固く結びます。約2週間で赤ちゃんコオロギだらけになります。それまで放置、空気も気にしなくていいです。また湿度がトイレットペーパーに十分あるので、袋の口をしっかり結んでおけば理想の湿度が保たれます。

もちろん、衣装ケースには同じく新しいトイレットペーパーを設置します。

 

この繰り返しでモリモリと増えていきます。

餌は、100円ショップなどでザリガニの餌などがオススメ。あとはお好み焼きに入れる魚粉や、野菜クズでok。少し与えて無くなったらまた与える感じです。オレンジの輪切りが1番好きだと思います。オレンジスライスをあげると「うひょー!美味すぎる!」って声が聞こえますよ!w 本当に聞こえますから!w

 

あとは、コオロギの大きさ選別マシーンがあるともっと作業が楽にスピーディーにこなせます。

そのマシーンとは↓

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プラの使い捨てコップの下に穴を開けて、紙コップに重ねます。
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この上から衣装ケースのお家に隠れているコオロギを払い落としたら、シャカシャカ振ると、下の紙コップには小さなコオロギ、上のプラコップには大きなコオロギが選別されてしまうのです!すごいマシーンなのです!w

 

1日1回の霧吹きで、3日に一回くらいの餌やりですごい数になります♪

 

皆様も挑戦してみたらいかがでしょうか?

意外と可愛く、鳴き声も小さい鳴き声ですよ。

 

おしまい。