オオミノチャミノは💴億万長者になれる資源です💴
↑オオミノガ♂
はい‼️ちゅーもーーーく‼️d(^_^o)ww
★ミノムシの糸の強度は現時点で【天然繊維で最強】です‼️★
今まで言われて来た元最強だったクモの糸の2倍、その前はカイコの糸が強いと言われていましたがその3倍。
驚く事に人工繊維で強いナイロンの4倍もありますd(^_^o)
※↑破断強度の観点から
※同じ太さと長さの条件下
しかも♪弾性率はカイコの4倍、クモの3倍‼️
また、タフネス値(素材耐性強度値で、破断強度が低くても引っ張られる力を吸収[伸性]出来る力)は、なんとカイコの5倍!クモの2.5倍もありますd(^_^o)
※1センチの太さで電車車両を持ち上げられる強度です。
この素材がもたらす冨の未知数は、商品化の実現と大量生産が出来れば億万長者ですd(^_^o)ふふふ
クモの糸は100年以上前から世界中で産業素材として実用化する為の取り組みが進められて来ました。
クモの糸は天然の物は不純物などが多く使用しにくい為、生きたクモから直接採糸する技術はすでに実現されています。
クモはテリトリーが大きいほど丈夫で長い糸を張りますが、小さな鳥小屋みたいな効率重視の養殖だと共食いをしたり、糸の強度も落ちます。そうなってくると品質が一定に保てません。
そんな素材のムラがある状態で服飾糸やシャツを作っても型崩れや強度のムラがコントロールできませんよね☺️!
そこで人間は、養殖クモから採糸するのではなく、クモの糸に類似したタンパク質を人工的に作り、それを繊維化するというアプローチをとりました🤗
実際にはもう商品化していると思います♪
私は商品を見たことありませんがw
↑
ググれ!ってお叱りの声が聞こえた気がした😭💦w
さて本題のミノムシの糸について☺️
ミノムシの糸はカイコやクモと同じでタンパク質で出来ています♪
自然界で身を守るお家(自分がくるまるミノ)を作ったり♪写真の様に木の枝にぶら下がったり♪移動や動く時に体内で作った糸を吐き出す事で安全に移動が出来ます。
その糸の太さは、なんと0.01mm‼️です‼️
ストッキングの繊維が身近で1番細い繊維だと思いますが、ストッキングで0.03mmですd(^_^o)
日本人の平均毛髪直径が0.08mmですのでその細さはご自身の髪の毛で想像してください🎶
おうどんの断面とラーメンの断面よりも太さに差があります!w
⭐️★突然クイズです★⭐️‼️w
人間の持っている身体機能で、ミクロまで感知できる器官があります!
さて、それはどこでしょう?
爪と爪で髪の毛レベルなら挟んで感じる事が出来る人と出来ない人が居ます。。。これは不正解ですd(^_^o)
目の中に入れてみる!これも太さは感知しずらいですよね!これもブブー🙅♀️残念!w
正解は前歯です‼️💖
前歯の噛み合わせの上下は普段接触する事はありません、微妙に隙間が空いている状態で噛んだまま閉じて、その上から唇も閉じてます。
その前歯の切端(せったん:前歯の先の噛むところ)でストッキングの繊維でもお家にあるどんな細いものでも良いので噛み比べてみてくださいd(^_^o)
必ず太さを感じます。
宙を舞うホコリの繊維(ミクロ)でも噛む事が出来れば太さを感じる事が出来ますd(^_^o)
つまり正解は前歯でした☺️
※シャーピー繊維と歯の伝達はまたブログに書こうとおもってます。いまはw
またいつもの様に話が脱線してしまいごめんなさい😭💦w
話を戻します💦💦
クモの糸の商品化はクモの飼育よりも、人工的な技術で成功していますが、製造コストがかかりますよね☺️💦
カイコもシルク産業は定着してますよね🎶
それに比べてミノムシはどうでしょう?🤔
ミノムシはカイコに比べて1匹当たりの採糸量が多いんです♪
理由は、カイコは繭を作るタイミングの1回しか糸を吐き出すことが出来ません。しかしミノムシは餌を与え続ければ、成虫(蛾)になるまで何度でも糸を吐き出せるから凄い利点ですよねd(^_^o)🎶
またカイコは桑の葉しか食べないので桑の栽培も年中必要になります。
それに対してミノムシは雑食なので餌に気を使う必要がありませんd(^_^o)
私と同じ何でもたべるのです!
私は最近カエルとコオロギとオケラを食べました(。-_-。)ふふふ
↑
気持ち悪い変な人!w
でもホントなんです(˶‾ ⁻̫ ‾ ˵)🍽♪
でも、最近は見かけなくなった昆虫の一つです😢
ミノムシは写真の様に蓑(ミノ)を作りこの中で蛾(成虫)になるまで過ごす昆虫です。
日本には40種前後生息しています。
見た目の特徴はチャミノガは小枝がたくさん付いたスリムな細長い筒状のミノです♪
オオミノガは葉っぱを使った大ぶりで太めです🎶
↓どこにいるでしょうd(^_^o)🎶
↓答え(壁にぶら下がっているオオミノムシ)
ミノムシはミノの見た目ではオスメス区別が付きません。
昆虫の中でも特殊な昆虫で、オスメスの見た目が全く違います。
特にメスは顕著です、オスが茶色の蛾になるのに対してメスは手も足も翅も無い幼虫(ウジムシ)のままで一生を終えます。
※有翅有脚型もありますが、今回は対象外とします(˶‾ ⁻̫ ‾ ˵)
でも?どうしてメスは蛾にならないの🤔⁉️
どうしてその様な進化を遂げたのでしょう?
それは、擬態能力の高さと強い糸に進化の秘密があります✨
擬態能力が高い為に幼虫期は外敵から身を守れるミノムシは成虫になる頃、わざわざメスが他の昆虫の様に翅を生やして自由にヒラヒラ飛ぶとどうなると思いますか?
すぐに鳥やカマキリなどに捕食されてしまいます😢💦
そんなリスクを犯して子孫繁栄に数で挑むよりも、もっと安全で確実な方法は。。。とメスは考えたのですd(^_^o)
その考えが安全なミノの中でずっと過ごせるようにメスだけを進化させました🎶✨
メスも蛹になって羽化しますが、翅も手も足もありません、しかし生殖器だけはあります!
ミノの下から顔を出してフェロモンを放ちます🎶
すると、そのフェロモンに呼び寄せられたオスがヒラヒラと寄ってきました☺️✨
無事に結婚したミノムシメスは自分の蛹の抜け殻の中に沢山の卵を産み一生を終えます。
だからミノムシのメスは少しでも高い場所に移動して、その場所からフェロモンを効率的に空気へ放ちます🎶
まさに究極の進化の姿がミノムシなのですd(^_^o)
また、オスは驚くことに羽化した蛾の姿では口がありません!食べる事が出来ないのです!
オスの人生は交尾して数日で一生が終わるのです😢
少し儚いミノムシたちの人生ですよね😢
‼️じつは‼️絶滅危惧種⁉️
外敵がいない安全なミノムシの擬態生活などと話しましたが、何故いまオオミノムシが絶滅危惧種となってしまったのか。。。。
少し疑問ですよねd(^_^o)
それはオオミノガヤドリバエ(大蓑蛾寄生蠅)という外来種のハエが犯人なのです‼️💢
オオミノ虫の幼虫の体内でこのハエの幼虫が産まれ、産まれたハエの幼虫はオオミノの体内を食べ尽くし蛹となり羽化してミノから飛び出してまたオオミノを探し求めます。。。
どうやって寄生するのかご存じない方が殆どだと思いますので説明しておきます。
オオミノが放つ微小なフェロモンを感じ取る事が出来るのでは?と私は思ってます。
そのオオミノにこっそりと近づき、モグモグと葉っぱを食べているオオミノの口の近くにヤドリバエが卵を産みつけます!そうとは知らずに何でもパクパク食べるオオミノは卵も一緒に食べてしまうのです😢
食べてしまった卵はお腹の中で孵化して。。。
こうして安全なミノのお家はヤドリバエ幼虫が安全に暮らす為のお部屋となってしまうのです😭
この外来種のオオミノガヤドリバエがどうやって日本に来て定着してしまったのか。。。
それはオオミノガの幼虫は果樹の葉を食べてしまうので、それを駆除しようと、中国からオオミノガヤドリバエを日本人が持ち込んだのです😭
すると果樹の葉に居たオオミノムシも山や湖、さまざまな場所で暮らしているオオミノも全て寄生されてしまいました😭
既に日本の大部分の場所でオオミノムシは激減しています。
でもオオミノガヤドリバエは減っていません。。。これはどうしてなのでしょう?
もともと環境の変化に順応しやすいハエ達は次の標的を定めているからなのかもしれませんね
。。。。
ヤドリバエに寄生され絶滅危惧種に入ってしまったオオミノガ。でもチャミノガには関係のない話と思われがちですが、チャミノガのミノムシも数がめっきり減って来ています😢。
冬など、葉っぱを落とした木にちょこんとぶら下がるミノムシを見つけると✨とっても微笑ましく、その愛くるしい姿は寒さの中でも⛄️心とぽっぺがポッと暖かくなる気がします( * ॑꒳ ॑*)
そんなミノムシ達の未来は、もはやあの丈夫で安全なミノの中には無いのかもしれません😭
私たちがミノムシをこれ以上減らさないように守る努力が必要ですが、現時点でヤドリバエを駆除する方法は皆無です。。。
天然素材で秀逸なミノムシの糸は、人類にとっても、医療機器の世界にとっても、機械産業にとっても、今後のテクノロジー開発における新素材としてとても重要で革新的な分野だと思います。なんと言っても天然素材で地球にも人類にも優しい素材✨
私はそんなミノムシがダイヤモンドだと思ってしまいます💎
全滅してしまう前に人工的でも飼育がポピュラーとなればいいなぁ( * ॑꒳ ॑*)♪
もっと医療の現場に使われてほしいなぁ🎶
人体内で拒絶反応も無い素材だとおもいます。
※カイコの糸もタンパク質です。生体親和性が高いのでオペ後の縫合糸として使われています
ここまで長文になってしまいましたので、短く編集する時間は凄く大変ですw
もうどうしようもありません( *´艸`) 𐤔𐤔
なので、もう少し思っている内容に触れたいと思いますd(^_^o)
また、今回はフェロモンの辺りで[感じ取るのでは?]という曖昧な表現を使ってしまいましたが、現時点で分かっていません😢
普段は必ず断言や言い切り表現を基本としていますので、Twitterやブログでも今回の様な不明瞭な部分は使わないようにしていきます
(๑•̀ - •́)و✧"
Twitter🆔@kobako0929
ちょっと思っている事
昆虫は1個体の中で、性染色体(sry遺伝子)にエラーが初期の細胞分裂で起きてしまうとオスメスの部分が混在する個体が一定の低確率で必ず発生します。いわゆるカブトムシやクワガタや蝶などで有名な雌雄型(mosaic)またはギナンドロモルフ(gynandromorph)です。雌雄同体とは少し違います。雌雄同体はナメクジなどもともと1個体の中でオスメスの機能を持ち合わせていて、単為生殖や交尾も出来る繁殖能力を持つものです。
しかし、性染色体エラーは、左右型(正中線をはさんで左右で非相称的に性が異なる)や部分型などがありますが、ミノムシの場合はどうなるのでしょう🤔
全く異なる姿と機能のミノムシの深い謎はまだまだ新発見がありそうですねd(^_^o)✨
4月中旬
ミノムシ達が一斉に孵化し始めます♪
産まれたばかりの弱い赤ちゃんをねらってあちこちで農薬が散布されたりしています。
ミノムシは薬品を体内に取り込みながらも全滅しません、蓄積された農薬のその耐性がある個体が残って薬品が効かなくなる為、また強い効力の薬品が開発されます。
農作物が最優先なので、これもどうしようもない現実です。
駆除は徹底的に行うことが大切だと思います!
でもミノムシ達の住処を減らす山林や開発事業などは少し考えて行きたいですよね☺️
公園などでも薬品を使っての駆除は大切な事だと思いますが、駆逐に力を入れすぎると子供達などへのアレルギーや有害物質などに触れさせてしまうリスクも高まります。
まだまだミノムシとの共存できる未来は遠く、その価値に日が当たるまでは受け止めなければならない厳しい現実ですね☺️
切っても切れないその現実と言う運命の糸は、人間とミノムシを繋ぐ希望となるのか、弱々しく途切れてしまうのか。。。
今日も農薬に無関係なオオミノガヤドリバエはブンブンと群生しながらミノムシを探し、春を満喫しているのでした♪
おしまい。