ザトウムシ〜日の当たらない闇の住人〜
↓オスとメス
これは何でしょうd(^_^o)
🕷クモと思われた方も多いのでは?
これはザトウムシと言います☺️
今から4億年以上前から生息していたザトウムシは未だ謎が多い生き物です🎶
ちなみに3億年前まではザトウムシの目は4個でしたd(^_^o)
このザトウムシは昆虫ではなく🦂サソリの仲間です♪
クモような頭とお腹といったプロポーションではなく、一個の体が※全部ですw
※全てではない
ザトウムシは森や山の湿った日影の場所に住んでいます。
土の中にいる小型な物も様々です🎶
私がザトウムシで1番変わってるなぁって思うところは、目と嗅覚ですd(^_^o)
ザトウムシは目が悪いと言われますが、そんなに悪いとは思えないです。
この写真のザトウムシは【ゴホントゲザトウムシ】です。大豆くらいの体に長い足が8本あり子供の手のひらサイズです。
木の窪みにじっとしていますが、50センチくらい近づくと警戒してノソノソ逃げたりします。
動きは遅いし翅もないので、局所的にしか生息していません。ちょっとした環境の変化でレッドブックに載ってしまったりしています。
クモは目が8個ありますが、ザトウムシは2個です、背中に1対あります。
なので視界がとても狭いです、近づいでも気がつかないこともしばしば、でもそのおかげで進化した足を持ってます。
木の窪みなどで擬態してじっとしていますが長い足は四方八方広がり、この足がとても敏感なので些細な振動なども感じ取り、ある意味目の代わりになっていますがその範囲は手足が届く範囲です☺️
逆に長い足が欠点でもあります、外敵に襲わらた場合は地面や木の肌を走りますが、長い足が邪魔をして狭い所に逃げ込めませんw
便利なのか不便なのかわかりませんよね?
ザトウムシは黒っぽい種類が夜行性で、昼の明るい時間帯に活動する種の多くは胴体の色が派手なのが特徴です。
でも夜行性が多く、日没と共に集団で行動することが多いです。
↓全部ザトウムシ
敵に遭遇するとカメムシ同様の臭腺と呼ばれる部位から嫌な匂いを出しますが、カメムシより薬っぽい香りで正露丸とか胃薬の臭いやつのようです(*//艸//)
↑
説明がわかりにくいですよね(*´꒳`*)💦
カメムシは敵に臭いで攻撃する意図もありますが、あの香りが言葉です。つまり育った環境の同じ仲間に危険を察知させる効果が面白くって、鳥が叩くと嘴にカメムシの香りが付きます、その鳥が近づくと仲間のカメムシが逃げたり隠れたり出来るっていう言葉を香りに変える進化を遂げました☺️
ザトウムシも嗅覚は持ち合わせてます♪
話をザトウムシに戻します。
あと、ザトウムシはびっくりして死んだふりをしたり、逆にもう動かないって作戦も繰り出します!w最終手段は長い脚を切って逃げる自切(トカゲのしっぽやバッタの足と同じ行為)行為をしますが、トカゲのように再生はしません。
面白いのが自切する足の順番がある事です🎶
1番後の足から自切をします。次に後ろから2番目、これはセットで自切することが多いです。
1番自切しない足は前から2番目の足です。
理由は1番長い2番目の足は実は触覚の機能があります。
この触覚が目の役目や仲間との交流にとても重要な役割を担っています。
でも2番目の足を外敵から攻撃された場合は自切します!その後が不思議で、1番前の足を触覚として生きていきますd(^_^o)
ちなみに全部自切して大豆みたいになっても口の近くにある触肢2本で移動します。
でもかなり生きていく上で自切は凄いダメージなのです。
なので見つけても枝とかで触らないであげてください( * ॑꒳ ॑*)💦
動きも遅く目が良くないと言われているザトウムシ。
動きが遅いので、自切した足はかなり長い間動きます、それはザトウムシの気門は足の付け根のお腹側にあり、切った足は酸素を筋肉に送る事ができます、だから切断された足は生き物のように動き続け外敵が足に注目している隙に逃げる事ができます。
ちなみに、サソリやクモは書肺しょはい( 肺書・はいしょ /気管肺・きかんはいなどの呼び名 )という呼吸器官があり、その呼吸法は昆虫にはないです。
↓蜘蛛
↑中央の目がこちらを見ています💦
ちょっと長々とザトウムシのような地味な面白くも無い文面がつづいてしまい申し訳ない気持ちです。。。
私もお詫び?反省の意を込めて?足を。。。自切したいとおもいます😭
爪切りで。。。パチンって 𐤔𐤔
10本私は足の指があるのでd(^_^o)🎶
あと飼育も面白いですよ🎶
ザトウムシは蜘蛛など違い固形物を食べて胃に入れる事ができますd(^_^o)
しかもグルメ🎶
持ち合わせた嗅覚でクッキーやスナック菓子、ゼリーや活虫、死んだ虫や動物などなど何でも食べる雑食性です。
飼育すること際は、バタークッキーとポテトチップなど等間隔に置いてみてください☺️
好みが分かるとおもいます🎶
私も少しでもザトウムシの気持ちに近づけられるように頑張りたいと思い、ひびザトウムシのようにムシャムシャとエサを食べています。
↓ザトウムシの気持ちになって私が努力して食べるエサ
アジア圏ではメクラグモなどと呼ばれるザトウムシ。
ふらふらと歩くその姿は何を見て、何処へ向かおうとしているのか。。。
今日も私は、日の当たらないブログの闇にひっそりと暮らし、ポリポリとエサを食べるのでした。
こんな内容ばかりのブログで本当にいいのでしょうか?
そんな判断も私には見えないのです。
おしまい。